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WORKS |
松ヶ崎の家 House in Matsugasaki,Kyoto,2006 |
CONCEPT 京都市内を流れる高野川に面した閑静な敷地に建つ住宅です。北側には五山の送り火「妙・法」で知られる万灯籠山・大黒天山があり、東には遠く比叡山を一望できる環境にあります。 敷地は景観保全の風致地区に指定されているため形態や色彩などの制限があり、和風の外観としなければなりませんでした。そのため三寸勾配の大きな寄棟屋根とし、軒を川側に1.6m、それ以外の三方は1.2m出すことで日本建築のダイナミズムを表現しています。また、道路側の壁面には木材の縦格子を使い、窓の配置と照明によりモダンな雰囲気としています。 施主は30代の御夫婦で、内部はモダンなデザインを希望されていました。 また親戚とその子供たちが集まる事があるため何か空間に工夫が欲しいとの事でした。そこでリビングの床を階段状にしてダイニングと70cmの高低差を設け、階段は子供たちの椅子としても使ってもらえるようにしています。またダイニングからはリビングや外部の庭を見下ろすようになるので、ひとつの空間の中で視線が変化することも楽しめるのではないかと考えて設計しています。 |
DATA
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